膠 にかわ

膠 にかわ 日本画の制作に用いられる材料のひとつ。岩絵の具を用紙に固着させる役割を持つ。主成分は、コラーゲンという蛋白質の一種で、鹿や牛などの動物の皮革や骨髄から採取される。→日本画

ドリッピンク Dripping

ドリッピンク Dripping 絵の具や塗料を画面にしたたらせ,傾けたり,口で吹いたりしてできる,線や色の痕跡の偶然的な美しさを使う絵画技法。モダンテクニックのひとつ。

透明色 とうめいしょく

透明色 とうめいしょく 色を塗り重ねたとき,下の色も見える色をいう。この透明性を利用し重色の効果を生かして描くことが大切である。水彩絵の具や油絵の具には透明色,不透明色がある。ポスターカラーはすべて不透明色である。

銅版画 どうはんが

銅版画 どうはんが 銅の板(版)にイメージを直接的にあるいは腐食をともなって刻印し,凹版状にしたものにインクをプレスで刷ってつくられる版画。→エッチング,エングレーヴィング,アクワチント,ソフトグランド・エッチングの項参...

透視図 とうしず Perspective Drawing

透視図 とうしず Perspective Drawing パースペクティブ(略してパース)のことで,人間の目で見るのと同じような遠近感のある表現で描いた図のこと。ルネサンスの建築家や画家によって空間を自然に表現するために...

陶磁器 とうじき

陶磁器 とうじき 土を練り、成形し、窯で焼いて作ったものの総称。使用される原料によって「陶器」と「磁器」の二種類に分けられる。また手びねりで成形するか、電動ろくろを使い成形するかで仕上がりが大きく変わる。→陶器、磁器

陶器 とうき

陶器 とうき 陶土と呼ばれる粘土を成形し、窯で焼いたもの。磁器とは違い石英などの鉱物が含まれていないため、比較的低い温度(800〜1250℃)で焼成される。透明感はなくざらざらとした質感。→陶磁器(↔磁器)

同化(色の)どうか

同化(色の)どうか ある色が他の色の影響を受けて,その色に近づいて見える(互いの色の差が狭まる), 対比とは逆の現象をいう。一般に細かいパターンの色がその背景の色に引きずられてその色がかって見える現象などがよく見られ,こ...

投影図法 とうえいずほう Projection

投影図法 とうえいずほう   Projection 立体を平面の図形で表現するときに,ある空間点から何らかの条件に従って直線を引き,画面との交点を求める方法(投影,投象),及びその方法によって求められた画面上の図形のこと...

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