粘土 ねんど

粘土 ねんど

粘土は火成岩の風化作用によってできたもので,風化作用を受けた位置でできたものをカオリンと呼び,純度は高いが可塑性に乏しい。風化作用が進み,水に流されやや移動した状態の粘土を蛙目粘土と呼び,石英を多く含んでいる。さらに遠くに流されてできた粒子の細かい粘土を木節粘土と呼び,植物性の有機物を含んだ粘り気の強い粘土である。このほか元の岩石の性質により多くの種類の粘土ができる。塑造用として市販されている粘土は,数種の粘土と川砂を練り合わせたものである。

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