木炭

もくたんヤナギなどの木の小枝を燃やして作られた描画材。描いたり消したりが容易なことに加えて、濃淡のグラデーションを幅広く出すことができるため、石膏デッサンに最適である。線的な描写よりも木炭の腹を用いた面的な描写に適してい...

マスキングテープ

色を塗るとき、塗りたい部分から色がはみ出さないように、また余分な場所に色がつかないように覆い隠すための粘着テープのこと。簡単にはがすこともできるため、張った部分の表面を傷めない。

張り子

はりこ 木型や粘土型の上に何網も紙を貼り重ねてつくられたもの。乾燥して固まったあとに、木型や粘土をくりぬくので、中身は空洞になる。日本では福島県の「赤べこ」や群馬県の「高崎だるま」などが有名。

鑿(のみ)

木材の加工に使う日本の伝統的な刃物の一種。丸のみ、平のみ、こてのみなど、その用途により多くのサイズと種類がある。

暖色

だんしょく赤、黄、橙(だいだい)など、暖かな印象を与える色合いのこと。対照となるものに寒色がある。

紙粘土

かみねんどパルプを主原料に水や糊を加えてつくられた粘土。軽く乾燥が早いので手軽に扱いやすく、絵の具で着彩も可能。

基調色

きちょうしょく配色において、大きな面積・分量を占める色のこと。室内の色彩設計では壁面や床の色などが基調色となる。

カーボン紙

かーぼんしカーボンブラックなどの顔料を油、ろうなどと混ぜて薄い特殊な紙と合わせたもの。下絵と転写先との間に挟み込み、ペンなどで圧力をかけながら絵をなぞることで、絵が下絵から写る仕組みになっている。

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