陶磁器

陶磁器 とうじき土を練り、成形し、窯で焼いて作ったものの総称。使用される原料によって「陶器」と「磁器」の二種類に分けられる。また手びねりで成形するか、電動ろくろを使い成形するかで仕上がりが大きく変わる。

陶器 

とうき陶土と呼ばれる粘土を成形し、窯で焼いたもの。磁器とは違い石英などの鉱物が含まれていないため、1110~1250°で焼成される。透明感はなくざらざらとした質感。

同化

同化(色の)どうかある色が他の色の影響を受けて、その色に近づいて見える(互いの色の差が狭まる)現象のこと。一般に細かいパターンの色がその背景の色に引きずられてその色がかって見える現象などが良く見られる。逆の現象として色の...

投影図法 

投影図法 とうえいずほう立体を平面の図形で表現するときに、ある空間点から何らかの条件に従って直線を引き、画面との交点を求める方法(投影、投象)、及びその方法によって求められた画面上の図形のこと。種類としては、正投影図法、...

テンペラ 

Tenpera(伊)油絵の具の発明以前からあった、顔料に卵黄や酢、膠(にかわ)などを混ぜた水溶性の絵の具。光沢があり発色もよく広く使われたが、油絵が出現してから衰えた。

点描画 

てんびょうが印象派の一部の画家がはじめ、新印象派のスーラらが完成した表現法。絵の具の混色で明度が下がるのを避け、混色したい色を点で並置することにより混色していると感じさせ、明るい画面を得た。

天然染料 

てんねんせんりょう動植物やそれに由来するものから採取した染料。もともと染料といえば天然染料であったが、合成染料(化学染料)の登場により、両者を区別するために生じた呼称。植物染料は植物から色素を抽出したもの。

テラコッタ

Terra Cotta(伊)原語はイタリア語の「焼いた土」の意味。粘土を700~800度で素焼きにしたもので、赤褐色や淡黄色のものが多い。起源は石器時代かそれにつぐ時代で、世界各国の古代遺跡から多く発掘されており、ギリシ...

手びねり

てびねりろくろや型などを使わず、へラや回転台など簡単な道具を用いて、粘土で器物を成形する技法。土のかたまりを指でのばし、成形する「つまみ出し」、ひも状の粘土を巻き上げる「ひもづくり」、土を板状にして使う「板づくり」などが...

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