クレヨン Crayon (仏) 「美術資料」p.9,10 顔料を油またはろうによって練り固めた描画用画材。16鞍紀にイタリアで使われ始めた。使いやすく塗り重ねも容易であるので,幼児・児童用画材として広く普及している。
キャプション Caption 「美術資料」P.20 作品の題名などの情報のこと。その他に素材や寸法,制作年などのその作品にそえられた説明文をさす。
顔料 がんりょう 着色に用いる有色の粉末のうち、水や油に溶けないものの総称。使用する際は、固着させるためのバインダーを必要とするが、近年ではすでに合成済みのものを扱うことが多い。→岩絵の具、油絵の具(↔染料)
鉋(台鉋)かんな 木を削り平滑にするための道具。古くはヤリ鉋が用いられたが,室町時代に現代のような台鉋が発明されたという。カシ(シラカシ,アカガシ)などの台に合わせ鋼の刃が仕込まれている。用途により長台鉋,平鉋,小鉋,反...
ガラス がらす 石英,炭酸ソーダ,石灰などからなる工芸,建築素材。紀元前7世紀頃から用いられ,正倉院にも作例が見られる。ヨーロッパでは中世にガラス器,ステンドグラス等として開花。近代の技術開発により,均質で大きなガラスや...
カラーコーディネート 「美術資料」p.8 色は組み合わせによって,互いに影響し合ってさまざまな雰囲気をつくりだす。配色の効果をつかうことをカラーコーディネートという。
紙 かみ ・麻紙(まし) 日本画の制作によく使われる和紙で、地肌は鳥の子紙より粗く弾力に富む堅牢な紙質で、原料には麻の繊維を用いている。厚口、薄口、のほか雲肌などの種類があり、大きさは5尺×7尺、4尺×6尺、3尺×6尺な...
窯 かま 焼きものを焼くための焼成炉。熱源別には薪窯、石炭窯、ガス窯、重油窯、電気窯などがある。また目的別、構造別、形状別等による区別もある。登り窯は薪を使う。斜面を利用した焼成室を数個持つ半連続式成窯であり、倒炎式窯で...
加法混色 かほうこんしょく スポットライトなどの色光の混色のことをいう。色光は混色するほど明度が高くなるので明度の視点から「加法」又は「加算」混色という。例えば、光の三原色のうち、黄みの赤+緑=明るい黄色、黄みの赤十青紫...
解像度 かいぞうど 画像のきめの細かさ。解像度が低いと拡大したときに画像がぼける。写真の場合はレンズ性能により影響を受ける。コンピュータ・グラフィックスのようなデジタル画像の楊合、単位区画あたりの画素(最小の色の点)数で...