がんりょう水や油に溶けることのない、色の粉末。顔料自体には接着力がないので、展色剤(にかわ、アラビアゴムなど)を混ぜることで描画することができる。
かんな(だいかんな)木を削り平滑にするための道具。古くはヤリ鉋が用いられたが,室町時代に現代のような台鉋が発明された。用途により長台鉋、平鉋などさまざまな種類がある。
glass(英)石英、炭酸ソーダ、石灰などからなる工芸・建築素材。紀元前7世紀ごろから用いられ、正倉院にも作例が見られる。ヨーロッパでは中世にガラス器、ステンドグラス等として開花した。近代の技術の発展により、均質で大きな...
色は組み合わせによって,互いに影響し合ってさまざまな雰囲気をつくりだす。色の効果を考え、配置することをカラーコーディネートという。
かみ植物などの繊維を絡み合わせ、薄くすきあげて乾燥させたもの。用いる繊維によってその特性が変化する。
かま焼き物を焼くための焼成炉(しょうせいろ)のこと。ガスや電気などの熱源別、トンネルなどの形態別に分類することができる。熱源や形態が異なることによって陶磁器の焼き上がりの様子や、一度に焼成可能な個数に違いがある。
かほうこんしょくスポットライトなどの色光の混色のことをいう。色光は混色するほど明度が高くなるので明度の視点から「加法」または「加算」混色という。赤・青・緑の三色からなり、三つを混合すると最も明度の高い白色になる。
かいぞうど画像のきめの細かさのこと。解像度が低いと拡大したときに画像がぼけてしまう。写真の場合はレンズ性能に影響を受ける。コンピュータ・グラフィックスのようなデジタル画像の楊合、単位区画あたりの画素(最小の色の点)数で解...
おりがみ紙を折りたたんで動物などさまざまな形を象ったもの。起源は明らかでないが紙の発明と普及に伴い、自然に始まったと思われる。基本的には切り込みも加筆も補助的にしか用いない。儀礼折り紙、遊戯折り紙、創作折り紙などに分ける...
Objet(仏)フランス語で物、物体、事物を表す。現代美術では、自然物や既製品を本来の用途から切り離し、組み合わせたり拡大することによってさまざまな心理的効果を見るものに与え、意識や認識を改変するという特別な意味をもって...