カテゴリー: 美術用語辞典
フロッタージュ(こすり出し)
Frottage(仏)摩擦の意。凹凸のある物体の表面に紙を当て、その上から鉛筆や色鉛筆、コンテ、パステルなどでこすり、地肌を写し取る技法である。その不確定だが、存在感のある形態からイメージを触発させようとするもので、マッ...
彫刻に使うへらには、その使用目的によって、粘土を切ったり細部をつくったりするのに使う粘土べら、石膏液をつくったり塗ったりするのに使う石膏べら、型から粘土をかき出すのに使うかき出しべらなどがある。これらはその用途によって、...
へいちこんしょく細かい色の点を並べ、遠く離れてみると、隣り合う色同士が混色したような色に見える。これを並置混色といい、現代ではカラープリンターなどにその技術が用いられている。
Bronze(英)青銅彫刻のことをいう。青銅とは銅と錫(すず)の合金であるが、東洋ではこれに鉛を加えている。粘土の肌合いをよく伝えるので、塑像から石膏像をへてブロンズに鋳造されることが多い。
Proportion(英)比例・比率・割合などのこと。部分と部分、部分と全体との数的比例関係が整ったときに美しいという考えがあり、八等身や黄金比率などがその代表例である。
Frottage(仏)摩擦の意。凹凸のある物体の表面に紙を当て、その上から鉛筆や色鉛筆、コンテ、パステルなどでこすり、地肌を写し取る技法である。その不確定だが、存在感のある形態からイメージを触発させようとするもので、マッ...
Product Design(英)人間の生活を便利にし、心豊かにするあらゆる物品、製品のデザインのこと。手加工中心とした少数生産の製品を対象とする「クラフトデザイン」と機械大量生産方法による工業製品を対象とする「インダス...
Presentation(英)作品の制作意図や目的を他者に提示すること。優れたプレゼンテーションによって、作品の存在価値やあり方が、的確に他者に伝わることになるので、作品制作と並んで極めて重要な行為であるといえる。
Fresco(伊)ギリシャ時代から行われた壁画の技法。壁の漆喰(しっくい)が乾かない間に水溶性の粉末絵の具で描く方法だが現在はあまり行われない。ルネサンスを頂点としてジォット、マザッチォ、ミケランジェロがその名作を残して...
Freehand(英)絵や図を描く際に、定規やテンプレートの類を使わずに手で自由に線を描くこと。
ふで Brush(英)絵の具を塗ったり伸ばしたりするために使われる毛を束ねた道具。剛毛のブタ毛は特に油絵の具の物質感の強い絵の具に適している。また、テンの毛を使用した柔毛筆は、薄く繊細に絵の具を施す際に用いられる。