ミクストメディア 

Mixedmedia(英)一つの材料や技法でなく、さまざまな素材によって構成される作品、あるいはそれらの素材のこと。特に現代美術においては、こうした多様な素材を相互に生かしながら新しいイメージや表現が取り組まれている。

マチエール

Matière(仏)物質、あるいは素材という意味のフランス語。「美しいマチエール」とは、絵の具や素材の表面の物質的効果が美しい場合にいわれる。特に絵画においては、イメージと並んでその表現の極めて重要な要素である。

蒔絵 

まきえ漆工芸の加飾法の一つ。天平時代に創案され、鎌倉期に完成した。漆塗りが施された塗面に、漆で模様を描き、そこに金粉や銀粉を蒔(ま)いて付着させ、文様を描く技法。高台寺蒔絵などが著名である。

マーブリング 

Marbling(英)水と油の反発する性質を利用した技法。水にインクなどの色材をたらし、偶然にできる模様を紙に定着させること。大理石(マーブル)の模様のような形状となる。

本焼き 

ほんやき土を成形し、乾燥・素焼きを経たあとなどに、釉がけなどして高温で焼くこと。完全燃焼により、酸素の多い火炎で焼成することを酸化炎焼成、酸素を不足させて炭素の多い火炎で焼成することを還元炎焼成という。焼成後は焼き締まり...

ポスターカラー 

Poster Color(英)基礎デザイン、色彩演習などのデザインワークで使用頻度の多い色材である。ポスターカラーには「不透明で乾燥がはやい、一定の面積をムラなく塗るのに適している、塗面には重厚感があり、発色も鮮やかであ...

ポスター

Poster(英)街頭、駅、車内などに掲示する印刷物、または手書きのビラのこと。ポスターの語源は、ポスト(柱)に貼るところからきている。ポスターは視覚伝達デザインの代表的なもので、図や文字などを工夫し、視覚を通して伝えた...

補色残像

ほしょくざんぞうある色の図形を一定時間凝視した後、視線を別に移すと、その場所に元の色と反対(に近い)の色の図形が見える。正確に補色の残像ができるのは、赤と青緑、緑と赤紫、紫と黄緑の三組のみで、それ以外の場合(例えば青と黄...

補色

ほしょく有彩色の色相環で最も遠い位置関係にある色同士(反対色)のこと。例えば、赤と青緑、黄と青紫のような色で、それらを隣り合わせて配色すると、強烈でぎらぎらした感じの印象になる。補色同士をある割合で混色すると色光(加法混...

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