漆 うるし ウルシノキの樹液を加工した、天然樹脂塗料。赤や黒など有色のものは、鉄や辰砂などの顔料を混ぜて着色したものであり、本来は茶色である。漆工などのほか、接着剤としても利用される。硬化させるのにある程度の温度と湿度が...

膠 にかわ 日本画の制作に用いられる材料のひとつ。岩絵の具を用紙に固着させる役割を持つ。主成分は、コラーゲンという蛋白質の一種で、鹿や牛などの動物の皮革や骨髄から採取される。→日本画

陶磁器

陶磁器 とうじき 土を練り、成形し、窯で焼いて作ったものの総称。使用される原料によって「陶器」と「磁器」の二種類に分けられる。また手びねりで成形するか、電動ろくろを使い成形するかで仕上がりが大きく変わる。→陶器、磁器

藍 あい 「美術資料」p.87,142 植物染料の一つ。蓼藍などの一年草を刈り取り、乾燥・発酵させて作った「蒅」を、さらに甕などに入れて醗酵させ染液を作り染める。日光に強く,変色しにくい。薄い藍色から段階ごとに「藍白」「...

ガッシュ

ガッシュ Gouache(仏) 水溶性の不透明絵の具の一種。アラビアゴムを溶剤とし、光沢はないが色彩は鮮明で、塗り重ねなど、水彩や油絵の具とは異なった効果がだせる。乾燥が早く扱いやすいが、耐久性に欠けるものもある。

アクリル絵の具

アクリル絵の具 Acrylic Color 「美術資料」p.28 アクリル樹脂を固着材に用いた絵具。一般に普及しているのはアクリルエマルジョンを利用した水性のものである。発色がよく,透明感が出しやすく,耐老化性が大きい。...

和紙

和紙 わし 日本で古くから作られてきた紙。洋紙(西洋紙)に対して区別するための呼称。繊維が長いため、薄くても耐久性があり、独特の風合いをもつ。梶、麻、雁皮などの植物の繊維からつくられる。日本画の材料のひとつ。→日本画

日本画

日本画 にほんが 岩絵の具や膠、和紙などの伝統的な材料を使用し、それに伴う技法を用いて表現された絵画。明治期に洋画(油絵)が発展するなかで生まれた概念であり、呼称。彩色画と水墨画に分けられる。→岩絵の具

膠 にかわ 日本画の制作に用いられる材料のひとつ。岩絵の具を用紙に固着させる役割を持つ。主成分は、コラーゲンという蛋白質の一種で、鹿や牛などの動物の皮革や骨髄から採取される。→日本画

陶磁器

陶磁器 とうじき 土を練り、成形し、窯で焼いて作ったものの総称。使用される原料によって「陶器」と「磁器」の二種類に分けられる。また手びねりで成形するか、電動ろくろを使い成形するかで仕上がりが大きく変わる。→陶器、磁器

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