漆工

漆工 しっこう 漆を木や紙などでできた素地に塗り重ねながら加飾を施す、東洋独特の伝統的技法。そうして作られたものを漆器という。加飾にも蒔絵や螺鈿など様々な種類がある。漆を表面に塗ることで器物などは格段に長持ちする。→漆

刺繍

刺繍 ししゅう 生地の上に針を抜き刺しして糸を縫い続けていき,装飾的な形象を表したもの。一針ずつ手によって仕上げていくため,多くの時間と労力を要するが,近代になってからはミシンによる大量生産も行われている。民族・地域・時...

支持体

支持体 しじたい Support 絵画において地塗りや絵の具層を載せるための平らな面をもつ構造体のこと。カンヴァスやパネルあるいは紙や壁などを指す。

色相環

色相環 しきそうかん  Hue Cirle 12、24の純色を色相の似た順番に並べてできる色の環のこと。12色の場合は,あか,あかみのだいだい,きみのだいだい,き,きみどり,みどり,あおみどり,みどりみのあお,あお,あお...

色相

色相 しきそう Hue 色の三要素(三属性:明度・彩度・色相)の一つ。赤や青などの色の質の違い(色み)を表すのが色相である。。

磁器

磁器 じき 石英などの鉱物を含む磁土を成形し、窯で焼いたもの。含まれている鉱物を溶かすため比較的高い温度(1200〜1400℃)で焼成される。透明感があり、つるつるとした質感。→陶磁器(↔陶器)。

ジェッソ

ジェッソ Gesso 「美術資料」p.28 石膏,特に水和石膏を用いた地塗り材。油絵よりも特にアクリル画の地塗り材として使用される。

サンドペーパー(紙やすり)

サンドペーパー(紙やすり)Sand Paper 「美術資料」p.13 材料の表面を加工するための道具で,布や紙にカーボランダムなどの研磨剤を接着してある。目の粗さを番数で表記し,細かくなるほど数字が大きく表される。耐水性...

三点透視

三点透視 さんてんとうし 「美術資料」p.17 透視図法のうちで消失点が三点あるものをいう。建築物のような立体を斜めに見上げたり,見下ろす場合には,左右に二つの消失点と上方又は下方に一つの消失点ができる。

三原色

三原色 さんげんしょく 「美術資料」p.4 色料の三原色は,赤紫,黄,緑みの青であり,色光の三原色は黄みの赤,緑,青紫である。 →加法混色,原色,減法混色の項参照。

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