量 りょう 一般的には物理的な量であるが,彫刻的な量は,彫刻を形成しているかたまり,動勢,面などの要素が複合されて量の感覚が成り立っている。
リピテーション Repetitionデザイン・造形表現において、形や色彩、サイズ、テクスチャなどの繰り返し(反復)の配置を指す。二方連続、四方連続などのリピテーションがあるが、単調になりやすいので、繰り返しの変化を工夫し...
リズム Rhythm本来は音楽や詩、舞踊などの用語。造形的には色・形において、強弱・大小・明暗などが規則的に変化し、繰り返され、そこに美感を生ずるもの。
ラフスケッチ Rough Sketch造形活動の構想を考えるための大まかなスケッチのことで、何枚も描きながら構想を練るとよい。
螺鈿 らでん漆、木工芸などにおいて、夜光貝などを用いて加飾する技法。正倉院の螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)などの作品が有名である。
寄木細工 よせぎざいく色合いの異なる木材を組み合わせ、天然の色調で幾何学文様を貼付した技法である。寄せ木した種木をそのまま指物(さしもの)、挽き物(ひきもの)に使うこともある。江戸時代末期におこり、現在も箱根を中心に伝え...
溶接 ようせつ同種または異種の二つの個体材料を直接的な原子間結合を生じさせることによって接合する方法。古くはろう付け法が行われ、現代においては電気溶接、ガス溶接など多種にわたる。現在、鍛金(金属を熱しながら金づちでたたく...
養生 ようじょうセメントを完全に硬化させるための、約5日間程度の期間のこと。あるいは、ペンキなどの画材を用いる際に意図しない場所を汚損しないように、あらかじめ布やテープなどで周囲を保護しておくこと。
釉薬 ゆうやく/うわぐすり素焼きの粘土の表面に塗る薬品。焼成によってガラス質となり、水や化学薬品に対する抵抗力を強める。また、硬さ、滑らかさ、表面のきめ細かさを与える。
有彩色 ゆうさいしょく無彩色(白・灰・黒)以外のすべての色のことを有彩色という。有彩色は,色相,明度,彩度という色の三属性を備えた色のことである。