しんぼう塑像制作(塑造)のとき粘土だけではくずれたりして形をつくりにくいので、木材や針金などで骨組みになるものをつくったのちに粘土を肉付けする。その時の骨組みを心棒という。
しんしゅつしょく実際の位置よりも手前に感じられる色のことをいう。黄・橙・赤などの暖色系の色相で、明度や彩度の高い色は、他の色よりも手前に感じられる傾向があることから、進出色と呼ばれている。
silk-screen(英)枠に張られたシルク製の膜を版として使用する孔版の印刷技法で、セリグラフともいわれる。絵柄以外の部分にインクが通らないように目止めをし、スキージーを用いてインクを押し出すようにして刷る。製版法に...
Silhouette(仏)光が投影してできる物体の影、あるいは輪郭の内側が黒一色の画像を指す。フランスの大蔵大臣シルエットが財政の節約のために肖像画を黒一色で描くように命令したことが語源といわれている。
しょうせい粘土でつくった成形品を完全に乾燥させてから焼いて成品にすること。焼成の温度は成品の種類や焼成の目的によってさまざまであるが、素焼きで600℃~800℃程度、陶磁器の本焼きで1200℃~1300℃程度である。
じゅんしょくプリズムによるスペクトル光(分光)に現れる単色光や12色相環の色のように、最も純度の高い色のことである。絵の具などの顔料や染料などの場合は、技術的に得られる最もあざやかな色のことをいう。
しゅちょうしょく配色計画や色彩構成において、全体の色の調子を支配している色を主調色(ドミナントカラー)という。配色では表現したい感じに基づいて、まず主調色を決めることが大切である。
しゅうさく絵を実際に描き始める前に行われる予備的なデッサンやドローイングのことをいう。こうした習作によって、作者がその作品についてどのように考えていたのか、その思索の源を読み取ることができる。
しゃったーそくど写真用のカメラなどで、シャッターの開いている時間をシャッター速度という。適切な露光量を得る一つの方法。一般的なカメラでは通常1/30秒以下で撮影される。シャッター速度を調整することで短時間であれば動いてい...
しゃとうえいずほう立体の正面はそのままに奥行きの部分を45°傾斜させて表した立体の表現方法のこと。