カテゴリー: 美術用語辞典
石版画(リトグラフ)
せきはんが Lithograph(英) 無結晶石灰岩の表面を平らで滑らかに磨き、その上に石版用のクレヨンやニスで作画し、上からアラビアゴム液を塗って製版する。版は平らでインクの撥水性を利用したもので、一般にはリトグラフと...
せんが 鉛筆あるいはペンを使用し、線だけで描かれた絵で、ドローイングとも呼ばれている。線は描画材の違いやその使い方の微妙な変化によってさまざまな表情を見せる。そうした線のもつ効果を生かして描かれている。
せっちゃくざい固体と固体を付着させ保持するための薬剤のこと。科学的に合成されるものだけでなく、天然由来の接着剤としてでんぷん糊(のり)やカゼインなどが存在している。ものによって、対応する接着剤は異なるため、用途に応じて適...
せっしゃ 被写体に極端に近づいて写真を撮ること。普通のカメラでは難しく、マクロ機能の付いたカメラやクローズアップレンズを取り付けた一眼レフカメラなどが必要。
せつごう ものとものとをつなぎ合わせること。木材と木材を接合する際に、木端と木端を合わせることを「接ぐ(はぐ)」、木口同士を角度をもって合わせることを「組む」,材を長手に合わせることを「継ぐ」という。
せっこうぞうデッサン用に使用される石膏でつくられた像。主にローマ時代の有名な大理石の彫刻から型取りされたものが多い。
せっこう鉱物の硫酸カルシウムを熱すると発生する粉末に水を加えて固体化させたもの。近年は人工的な化学石膏が多く使用される。陶磁器の原型材料や彫刻用材料として使用する。
せきばんせきリトグラフの版材であり、ドイツのバイエルン地方で産出される天然石が優れている。主成分は炭酸カルシウムであり、この表面に脂肪性の材料で描画する。
せきはんが Lithograph(英) 無結晶石灰岩の表面を平らで滑らかに磨き、その上に石版用のクレヨンやニスで作画し、上からアラビアゴム液を塗って製版する。版は平らでインクの撥水性を利用したもので、一般にはリトグラフと...
せいしょく 純色に白を混ぜてできた色を「明清色」といい、黒を混ぜてできた色を「暗清色」という。清色は、色立体では表面に位置しており、一般的には澄んだ感じの色彩である。
せいじ 緑青色の釉薬(ゆうやく)で仕上げた陶器。少量の鉄分やクローム塩を加えて高熱の還元炎で焼いたもの。