spattering(英)絵の具を筆や刷毛(はけ)に染み込ませて飛び散らせ、偶然の効果を利用する手法。例えば目の細かな網を絵の具のついたブラシでこすることで、小さな粒子として絵の具を飛ばすことができる。モダンテクニックの...
snapshot(英)撮影用の大がかりな準備をすることなしに、カメラのみで日常の自然な表情などを撮影すること。
Stained Glass(英)板色ガラス及びグリザイユという顔料を焼きつけたガラスを、ひも状の鉛や鉄でつないで、文様、図柄としたもの。中世ゴシック時代のヨーロッパの教会寺院の窓に使われ発展した。もともとは聖書中の題材が...
stencil(英)型を使った技法。文字や模様を切り取った防水性の原紙を型紙とし、それを転写する紙や布の上に置いて、切り取られた穴からインクや絵の具を刷り込む技法。
styrene board(英)厚さ1~10㍉程度の板状の発泡スチロールの両面に紙を貼った素材である。紙より丈夫、ベニヤより軽くて加工しやすい。着彩も可能である。版画の版として用いられるほか、作品を展示するときのキャプシ...
sketch(英)短時間の即写的デッサン。主に鉛筆、木炭、コンテなどを描画材として用いる。
scratch(英)ひっかくという意味で、絵の具やクレパスなどで塗り固めた面を、先の鋭いものでひっかいて表現する。木口木版画に似た表現が得られ、細密な表現が可能なことから挿絵や説明図などに活用されていた。
すいぼくが中国や日本などのアジア地域で発達した、墨と毛筆を使って描く絵。筆を寝かせて描くことで、線だけでなく面的にも表現し、ぼかしや濃淡で表す絵画である。人物、花鳥、山水画などがある。
Symmetry(英)左右対称であること。あるいは均衡、つり合いを意味する。構図を考える際の重要な要素であるが、端正な形態を可能とする反面、動きのない硬い印象を与える。
しんぼう塑像制作(塑造)のとき粘土だけではくずれたりして形をつくりにくいので、木材や針金などで骨組みになるものをつくったのちに粘土を肉付けする。その時の骨組みを心棒という。