対比(色の)

たいひ(いろの)
色を一色だけで見ることはほとんどなく、通常他の色との組み合わせの中で見ている。そうした場合たとえ同じ色であっても、その色の周囲の環境条件の違いによってさまざまな見え方をする。例えば明るい色と暗い色とを並べた場合、明るい色は実際よりも明るく、暗い色はより暗く見える。このように互いの色の差が強調されて見える現象を色の対比という。色の対比は明度だけでなく、色相でも、彩度でも同じように見られる現象である。

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