空気遠近法

空気遠近法  くうきえんきんほう

「美術資料」p.17

対象が遠ざかるにしたがって,その固有色が弱まり,次第に青み,紫み,または灰色みを帯び,かつ輪郭の明瞭度を低めていくという大気の影響による現象に注目して,それに応じた色の三属性(色相・明度・彩度)の変化,または調子の漸減など,色彩上の技巧を用いて遠近を表す方法。

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